今月の一言 2021年10月

 今年は猛暑に加え、8月には天気の悪い日が続いた夏でした。天候不順は、植物にとっても相当なストレスがかかるように思えますが、秋に向けて収穫期を迎える庭の柑橘類は元気に育っています。花がしっかり咲けば、その後に強い実が育ちます。去年10個も採れず不作だった柚の木にも、三桁の数の実がつき、すでに黄色くなりかけています。

 柚に木の近くには、カボス、シークワーサー、ライム、そして不思議なレモンがあります。今年もカボスとシークワーサーは相変わらず順調ですが、ライムに不思議なことが起きました。ライムは普段は初夏に花をつけ、そこから実になっていきますが、今年はなぜか夏の盛りにもう一度別の枝に花が咲き、実も最初に花をつけたものの十分の一くらいのミニサイズです。こんなことは初めてですが、どれだけ大きくなるのかが楽しみです。

 私は柑橘類でもミカンにはあまり興味がありません。よく親戚や近所の庭になっている収穫しないミカンを目にするせいか、植えてみようという気が起きません。しかし、なぜかレモンには執着があり、今まで何度も植えては枯らすを繰り返していました。元々、レモンは寒さに弱いので、寒い時期は温室などでしっかり管理しなければなりませんが、私はあえて地植えにこだわっているので、苗木を植えてから三年もったことがありません。ところが、今育っている不思議なレモンは、4年目にようやく実をつけたのは良かったのですが、その実が普通のレモンではないのです。確かにレモンの苗木として購入し、幹も葉もレモンそのものなのに、実がキンカンよりも少し大きく、表面がビロードのように毛が会えているのです。年によっては10個位実るのですが、食べてみようという気にはとてもなれません。

 これから年末にかけてが収穫期となりますので、楽しみが増えてきます。ただ、柑橘類にはトゲがあるのが難点です。

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