今月の一言 2020年7月

 3月からまる三か月、新型コロナウイルスの影響による自粛で外出したくてもできず、仕方なく家の周りの庭木の手入れや畑仕事に精を出すしかやることがなくなってしまいました。それでもやり始めると夢中になってしまい、外も夏のように暑くありませんから結構仕事がはかどります。畑は草を全て取り除いてから耕運機で耕し、畝を作って苗を植えます。冬の間に生えた草は根が深く、草むしりだけで一日ががりです。腰や足にかなりの負担がかかるので、畑仕事の中でも一番つらい仕事です。草むしりだけでも同じ場所を年に4回はやりますから、いくらむしっても生えてくる草にはうんざりです。  庭仕事で一番楽しいことは、果物の木を剪定したり収穫に備えて枝を整えたりすることです。我が家ではベリー類と柑橘類が多いので、手をかけた分収穫量が増えます。肥料はもちろんですが、枯れた枝を剪定し、支柱を立てて実がなった時に備えます。また、地面に張り巡らされた根から新しい苗ができるので、それを鉢に株分けして花が咲き実がなる準備ができれば知り合いにあげたりします。今年はラズベリーの生長がよく、梅雨入り前から赤い実や黄色い実が食べられるようになりました。ラズベリーは赤い実が一般的ですが、何年か前に試しに買って植えた黄色い実がなる種類が、今年は一番先に実ってきました。赤色と比べるとやや糖度が低く、少し酸味がありますが、ヨーグルトと一緒に食べるとなかなか美味しいです。  ベリー類がなり始めるのを喜んでいるのは人間だけではありません。この時期は鳥もよく知っていて、特に大食漢のヒヨドリには今まで何度も泣かされました。以前、明日収穫しようと楽しみにしていたブルーベリーを若い実まで全て食い荒らされたことがありました。ラズベリーが好きな鳥はメジロです。普段はあまり顔を出すことはありませんが、この時期だけつがいでやってきます。あの可愛らしい横顔にみとれて、ついつい彼らの自由にさせてしまいます。

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