今月の一言 2019年9月

 今年の夏は、梅雨に雨が多く、日照不足の日が続き、梅雨が明けた途端猛暑日の連続で、人間と同様、植物にとっても大変な季節でした。毎年、8月いっぱいは収穫できるブルーベリーも、今年は半月早く終了し、収穫量も激減しました。 初夏に実り始めたラズベリーも実がついた割にはたくさん採れず、残った実は可愛らしいメジロが一生懸命食べていました。ブラックベリーは、昨年かなり剪定したので、やはり例年より少なかったようです。全体的に決して今年が特別不作だったわけではなく、植物を育てていると、こうした年があるのは仕方ありません。  その一方で、今年は秋に実りの時期を迎える柑橘類が好調です。春に花が咲いた後が大事で、小さな実がなっても途中で落ちてしまうかが収穫を左右します。今期は落ちる数が少なく、ユズ、カボス、シークワーサー共に順調に育っています。特に、シークワーサーは苗を植えてから実をつけるまでに15年かかりましたが。この5年間はコンスタントに収穫できています。ユズは古い木で、年によってあたり年とはずれ年があり、今期はどうやらあたり年のようです。  今年は嬉しいことがありました。何度挑戦しても失敗を繰り返していたレモンに実が12個ほど実ったことと、ライムの木に小さい実が7個実ったことです。両方とも植えてから6~7年は経っていますが、寒さで枝が枯れたり、アゲハの幼虫に葉を食べられたり、何度も諦めかけていた苗木です。もちろん温室などで丁寧に育てれば早い段階で実る子脳性があったと思いますが、面倒くさがりなので地植えだけでやってきました。レモンに関しては、今まで苗木を何本枯らしたかわかりません。やはり温暖な地で育つレモンですから、冬に気温が低くなる地域での栽培は難しいのでしょうか。  秋になると涼しい風が吹き始め、夏の暑さを忘れた頃、柑橘類のシーズンが始まります。今期は5種類の実が収穫できる予定ですから、今からとても楽しみにしています。果樹は、実るまでに畑の野菜と比べると何倍もの年月がかかりますが、その後は簡単な手入れだけですから意外と楽です。

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