今月の一言 2018年12月

 高速道路網が整備されていくにつれて、日帰りで行ける地域が増えてきました。片道200キロを超えると、一般道での日帰りはかなりきつくなります。それが高速道路ですと、ノンストップで2時間程度で行くことができますので、朝早く出発しなくても夕方には戻ってくることが可能になりました。  10月の後半に、紅葉を見に日光へ行ってきました。圏央道と東北道を使えば、朝10時前に出て、昼には日光に着いてしまいます。平日にもかかわらず、いろは坂を通る車の数はかなり多く、明智平のロープーウェイの駐車場は満車で入れません。やむなく車から紅葉を見ることにして、中禅寺湖まで車を走らせました。湖畔で車を降りて外に出ると、外気温は5度位で、一気に冬が来たようでした。栃木県と群馬県の県境にある金精峠を通って沼田に出るルートを考えながら、戦場ヶ原から湯ノ湖を抜けてトンネルの前まで来ると、まだ10月なのに日光白根山や周辺の山々が雪で少し白くなっていました。  栃木県側の道路は、すっかり雪が融けていて、道端に少し雪が残っている程度でしたので、まさかトンネルを抜けた群馬県側に雪が残っているとは想像もしませんでした。外気温は2度で、車のタイヤはノーマル、しかもそこからは長い下り坂です。雪道で強いブレーキや急なハンドル操作が、どういう結果をもたらすのかは経験からわかっています。声も出ないほどの緊張感の中、慎重に車を走らせて丸沼まで降りてきました。生きた心地がしないとはまさにこのことでした。

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