今月の一言 2017年12月

 今年もあと一カ月で終わろうとしています。慌ただしい師走を迎え、毎年のことですが、年内にやらなければならないことも終わらず、あっという間に大晦日になってしまいます。日本人にとって、正月は一年の中で特別なものですから、区切りをしっかりつけなければなりません。歳をとるにしたがって、若い時よりもやることが増え、優先順位をかんがえながら手をつけても、結局終わらずに新しい年を迎えることになります。

 新しいものが好きなせいか、何でも首を突っ込みたくなってしまいますが、熱しやすく冷めやすいので、すぐに飽きてしまうことも少なくありません。何かを始めれば、最初は面白くて夢中になりますが、自分に年齢や体力を無視してやるので、後から体の節々が痛くなり、医者の世話になることもあります。若い時と比べると、年々、明らかに体力の衰えを実感することが多くなりました。まだまだ負けてはいられないという気力が、年齢を重ねて弱ってきた体力に負けそうになる自分がとても悔しくてたまりません。

 毎年、12月になると、空気が澄んで西の山々がとても美しく見えます。あの山に登ってみようという気持ちがあっても、なかなか実行に移せないのは一体どうしてなのか。去年の12月24日に、丹沢の大山に登ってひどい目に遭った記憶が、まだ後遺症として残っているからだと思います。低山だと思ってナメて登った結果、まるで山の神がそれを見通していたかのように、私に試練を与えてきます。ようやく登頂はできたものの、普段使わない足を酷使した結果、下山中に両足がつってしまいました。阿夫利神社までの最期の階段を、手すりにつかまりながら下山する情けない姿は、恥ずかしい思い出として瞼に焼き付いています。それでも懲りずに今年最後の山行を考えています。

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