今月の一言 2017年10月

 私は一年の中で秋が一番嫌いです。「実りの秋」・「食欲の秋」・「読書の秋」など、秋を表現する言葉はたくさんありますが、私にとって秋はできれば早く過ぎ去ってほしい季節でしかありません。9月に入ると、夏に蓄積した疲れがじわりじわりと出てきて、彼岸花が咲く頃にはピークに達します。今年は、7月の後半の夏合宿で泳いだ時の肩の痛みが未だにとれません。かと言って、何もせずにじっとしているのが苦手なので、ついついいろいろな事に手を出してしまいます。

 10月が近づき、辺りから金木犀の花の香りが漂い始めると、秋の到来を実感することができます。夏の気配がすっかりなくなって、朝晩は過ごしやすくなりますが、やらなければならないことが多すぎて困ってしまいます。夏の間にびっしり生えた草の除草から始まり、植木の伐採や畑の準備など、ほとんど兼業農家です。しかし、本来土いじりは嫌いではありませんから、これらの仕事は決して苦ではなく、むしろ楽しくて、しばし嫌なことも忘れることができます。

 庭いじりや畑仕事をやっていて困ることは、蚊と蜂と毛虫です。蚊は夏場しかいませんから、長袖を着たり、その対策を講じていれば心配ありません。私は汗っかきで体温が高いので、蚊の絶好の標的になってしまい、他の人が刺されない時でも刺されてしまいます。夏の後半から秋にかけては、蜂と毛虫が多くなります。秋になると蜂の動きが活発になり、うっかりしていると痛い一撃を食らいます。特に、巣の周辺での作業は注意が必要です。私は一度スズメバチに刺され、半身が麻痺し医者通いをしたことがあります。また、毛虫も侮れません。長袖を着ていても服の繊維を潜り抜けて刺してきますから厄介です。痒さも半端ではなく、二度ほど医者の世話になりました。

 このように、私にとって秋は鬼門です。なるべく早く冬が来てほしいと思います。冬はただ寒いだけで、それ以上のことはありませんから。

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