今月の一言 2017年7月

 先日、茨城県の鹿島に二年ぶりの潮干狩りに行ってきました。潮干狩りと言えば、一般的なのがアサリですが、鹿島灘の海岸では、今でも天然のハマグリが獲れる場所があります。しかも無料です。圏央道が東関東自動車道まで延び、2時間弱のアクセスの良さは、海から遠い地区に住んでいる者にはありがたいです。

 二年前、ハマグリ獲りの穴場を探している時に偶然見つけた場所で、今回はその記憶をたよりに何度も間違えながらやっとたどり着きました。その日はちょうど大潮と日曜日が重なって、海岸には数百人の県内(他県ナンバーはほぼありません)の人であふれていました。特に家族連れが多く、干上がった砂浜でクマデで砂を掘りながら、貝を見つけると歓声が上がります。地元の人たちは、膝から腰の辺りまで海に浸かって貝獲りダンスをしています。海の砂の中に足を突っ込み、腰を振りながら足を砂の中に潜らせ、裸足の足の裏にハマグリが触れると手を入れて獲る漁法です。腰につるした網には、かなりの数のハマグリが入っています。私も負けずに腰くらいの海に入り、時々来る大波をかぶりながら砂にクマデを入れます。貝が入った時の微妙な感触は、クマデの金属の部分から手に伝わってきます。この感覚こそがまさに貝獲りの醍醐味で、一度の2、3個獲れることもありますから、ついニヤけてしまいます。

 干潮のピークを過ぎると、それまでいた人々が三々五々帰り始め、普通の日曜日の海の景色に戻ります。6月の初めの海はまだ冷たく、ウェットスーツを着ていても2時間も海に入っているとだんだん体が冷えてきます。結局、2時間粘って満足のいく漁ができました。

 海好きにとって、海が近くなってきたことはうれしいことです。今度行く時は、ダイエットも兼ねて貝獲りダンスでハマグリを獲ってみたいと思います。

最新記事