今月の一言 2017年2月

 先月のクリスマスイヴの日に、久しぶりに山登りに行きました。神奈川県の丹沢山系の大山です。大山は、古くから大山講という山岳信仰の山として知られ、昔は秋川から往復歩きで行った人も多かったそうです。特に山腹にある阿夫利神社が有名で、山麓の駐車場からややつらい石段の参道を歩くと、6分で神社まで行けるケーブルカーか、歩いて登る道を選びます。もちろん登山道を行きますが、途中で男坂と女坂に分かれます。男坂の方が勾配があるだろうとそちらを選ぶと、案の定、普段から運動不足のなまった体からどんどん体力を奪っていきます。途中、休むために切株に腰を下ろし、視線を感じて前方と見ると、野生の鹿の親子がこちらを見ていました。慌ててカメラを出して何枚か撮りました。

 ようやく阿夫利神社に辿り着いて、そこからは頂上までの登り約1時間半かかります。しかし、男坂で消耗した体はなかなか元に戻らず、結局30分余計にかかってようやく登頂することができました。いつも塾の3階から眺める大山を逆から見てやろうと、双眼鏡をザックの中に入れてきましたが、取り出して見る余裕がありませんでした。コンビニで買ったおにぎりで遅めの昼食をとり、頂上からの写真を撮って下山を始めました。下山中、富士山の見える絶景ポイントがあって、そこで写真を撮っていた人が、30分前までは雲がかかってなかった、と言っていたのが悔しかったです。

 下りは、これから登って行く人を横で見ながら軽快に下ることができたのですが、普段使わない筋肉を酷使した結果、最後の長い石段で生まれて初めて同時に両足がつってしまい、手すりにつかまりながら神社まで下りてきました。自分のあまりに無様な姿にあきれてしまいました。しばらくベンチに座って足をもみほぐし、帰りは女坂を下りました。女坂は男坂よりは勾配がきつくありませんが、すでに足が棒のようになってしまった身には、実際の距離より長く感じました。

 年々衰えていく体力と山登りに行こうという気力がなかなかうまくかみ合いません。やはり普段から少しずつ運動をしたり、歩いたりして体を鍛えていくしかありません。「明日から始めるぞ」と思っても、なんだかんだと理由をつけてサボる自分が情けなくなります。暖かくなってきたら、冷えたエンジンも始動できるかもしれません。 

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