今月の一言 2015年5月

 先月の終わりに、北陸新幹線に乗って金沢に行ってきました。25年前に行った時には、羽田から飛行機で小松空港で降りてレンタカーを使って行きましたが、半日がかりだったように思います。  金沢までは東京から2時間半弱ですから、車内で駅弁を食べて少しうとうとし始めると、車窓の左には立山連峰が、右には日本海が見えてきます。富山を過ぎると金沢まで20分です。金沢の駅に降りるのは初めてでしたが、駅の周りには人、人、人。さすがに開通したばかりの新幹線とテレビの影響は絶大なものです。  駅の近くでレンタカーを借りて、本日の宿となる能登半島の先端にある輪島へ向かいました。途中で日本海に面した穴水町の漁村で面白いものを見つけました。海の中にやぐらが組んであり、人がひとりその上に座っているのです。やぐらの前には網が沈んでいて、魚の群れが通ると引き上げてまさに一網打尽にするのです。しばらくその様子を眺めていましたが、網を上げる瞬間は見ることができませんでした。それにしても、ずいぶん根気のいる仕事です。  輪島では、千枚田や朝市を歩いて楽しみました。次の日は、また金沢に戻り、加賀百万石の名所旧跡を訪ねたり、25年前にも行った近江町市場を見て回りました。市場内は歩くこともままならない程の混みようで、ゆっくり見ることができませんでした。前に行った時の記憶はほとんどなく、兼六園に行ったことと、故障したホテルのエレベーターに一人で40分間閉じ込められたことくらいです。とにかく今回は、どこに行っても人が多過ぎでした。  三日間、定番所を片っ端から立ち寄り、夕方の新幹線を待っていた時のことです。ホームで偶然、卒業生でJRの職員をしているYさんに会ってしまいました。お互いにびっくりして、東京駅までYさんの乗務する電車に乗ることになりました。

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