今月の一言 2015年3月

 今年ほど、大雪に対して準備した年はありません。去年の豪雪を教訓に、しっかり備えておくことの大切さを痛感しました。備えることだけに神経が集中すると、少しでも多くのものが欲しくなります。売り出しと同時に雪かきスコップを2本購入し、札幌に行った際には北海道仕様の長靴を手に入れ、豪雪地帯で使う雪下ろしをする器具をネットで注文、極めつけは秋に注文し、年明けに届いたエンジン付雪かき機です。それを軽トラにのせるためのアルミのはしごまで買いました。しかし、今年は雪が降るという予報がことごとく外れ、去年のような豪雪は困りますが、期待を完全に裏切られてしまいました。去年のように、8日間も雪かきに明け暮れ、腰を痛め、手首が腱鞘炎にならずに済んだだけでも良かったかもしれません。「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、少しは使ってみたかったというのが正直な気持ちです。  先月の朝、雪を頂いた大岳山があまりにも美しかったため、車を停めてフィルムに収めました。手前の山までは積もっていないのに、大岳山の尾根はすっかり雪化粧をしていました。朝の陽を浴びて、まるで絵のような景色にしばらく見とれていました。やはり雪は遠くの山に降ったのを見るのが一番です。また、積もらない程度にうっすらと辺り一面を銀色の世界にする雪は風情があります。  小学校の4,5年の頃、前日に雪がかなり積もり、雪を踏みながら通学するいつもの道は、とても楽しいものでした。そんなある日、家に帰る途中、人の足跡がない真っ白く雪の積もった場所があったので、思わず足を踏み入れました。その瞬間、両足がもものあたりまで沈んでしまったのです。時すでに遅し、何と肥溜め(牛や豚の糞尿をためておく池)にはまってしまったのです。幸い下校時で目撃者も少なく、次の日のクラスの話題にならずにすみました。雪は普段の風景も変えてしまいますので気をつけなければ「なりません。

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