今月の一言 2022年1月

 コロナ禍で外出する機会が極端に減り、家にいることが多くなってきましたが、秋が過ぎて初冬を迎えると無性に海に行きたくなります。もちろんこの時期ですから海遊びはできませんので、防波堤でのイカ釣りが面白くなります。夜釣りですので防寒具でしっかり固め、暗くなる前から3~4時間が勝負となります。ただ強く風が吹くと風向きにもよりますが、竿を出せなくなったり寒さも半端ではありません。

 昨年のクリスマスイヴに一人で西伊豆に釣りに行きました。西風が強く釣ったイカを捕りこむために使うタモ網を強風で飛ばされてしまいました。そんな時に限ってイカが釣れてしまうのです。しかも今まで釣ったことのないビックサイズです。獲物を防波堤の近くまで寄せてヘッドライトを当てた時、足と竿を持つ手が震えました。タモ網があれば簡単に釣り上げることができますが、水面から足元までは数メートルありますのでそうはいきません。波の力を利用して引き上げようとした瞬間、糸がぷつっと切れてしまいました。逃がした魚は大きいと言いますが、あのモンスターの重さと竿に伝わる感触は決して忘れません。

 先日、仲間と二人で昨年の雪辱を果たすべく二度釣りに行きましたが、コロナ禍のために釣り場が閉鎖され、やむなく他に行きました。今年はやることが多く釣りに行く機会が少なかったので、二度とも満足な釣果は得られませんでした。それでも昨年釣り損ねた獲物のことは悔しい思い出として消えることはありません。これからもあのモンスターと出会うために海に通うことになると思います。

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